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VRCQuestTools とは

VRCQuestTools は、PC 用の VRChat アバターを Android (Quest, PICO) や iOS でも使えるように変換する Unity エディター拡張です。 このドキュメントでは、Android 版と iOS 版の VRChat をまとめて Mobile と呼びます。

アバターの Mobile 対応は難しそうだ、と感じている人は少なくないでしょう。 実際、PC 用アバターをそのまま Mobile 向けにアップロードしようとすると、シェーダーや一部のコンポーネントが対応していないため、VRChat SDK のエラーで止まってしまいます。 エラーを解消するには、マテリアルを Mobile 対応シェーダーで作り直し、非対応のコンポーネントを取り除く必要があります。 さらに、Mobile では PhysBone などのパフォーマンス制限も PC より厳しくなっています。 Mobile 対応が難しいと言われるのは、これらの作業を手作業でこなすには手間と知識が要るからです。

VRCQuestTools は、この対応作業の大部分を自動化します。

主な機能

  • マテリアルの変換:PC 用シェーダーの設定を読み取り、Mobile 対応シェーダー用のマテリアルとテクスチャを自動生成します。マテリアルを一つずつ作り直す必要はありません。
  • 非対応コンポーネントの削除:Mobile で使用できないコンポーネントをビルド時に削除します。
  • 非破壊変換:Non-Destructive Modular Framework (NDMF) がプロジェクトにある場合、シーンに複製を作らず、アップロード時に自動で変換します。
  • PhysBone の削減支援:パフォーマンス制限に収めるための PhysBone 削減を支援します。
  • 各種ユーティリティ:ブレンドシェイプのコピーや Unity の推奨設定の適用など、Mobile 対応を助けるツールを備えています。

ただし、変換したアバターが PC 版とまったく同じ見た目になるわけではありません。 Mobile 用シェーダーでは、PC 用シェーダーの表現を完全には再現できないためです。 どこが変わりやすいのか、アップロードの前後でどう確かめるのかは、変換後のアバターを確認するで説明します。

動作環境

  • VRChat SDK - Avatars 3.9.0 以降

このドキュメントの読み方

初めて使う場合は、はじめにから順に読み進めてください。 インストールからアップロード、変換結果の確認までを、実際の作業と同じ順序で説明しています。

変換に慣れてきたら、コンポーネントリファレンスで各コンポーネントの設定項目を調べられます。 マテリアルごとに変換方法を変えるなどの細かい調整は、こちらにまとめています。

うまくいかないときは、トラブルシューティングを確認してください。