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アバターを変換する

アバターに変換用の設定を追加し、Mobile 向けにアップロードできる状態にします。 変換というと難しそうに聞こえますが、初回に必要な操作はボタンを数回押すだけです。

変換の設定を始める

  1. メニューバーの「Tools」→「VRCQuestTools」→「Setup Avatar for Mobile」を選択します。
  2. 表示されたウィンドウでアバターを選択します。
  3. 「変換の設定を始める」ボタンを押します。

Setup Avatar for Mobile ウィンドウ

アバターに VQT Avatar Converter Settings コンポーネントが追加され、変換の設定画面が表示されます。 Modular Avatar や Avatar Optimizer がプロジェクトにある場合は、あわせて追加するコンポーネントをボタンの上のチェックボックスで選べます。

設定項目は多く見えますが、デフォルトのままで変換できます。 マテリアルごとに変換方法を変えたい場合や、テクスチャの解像度を調整したい場合は、VQT Avatar Converter Settings の設定項目を参照してください。

警告が表示された場合

アバターの内容によっては、設定画面に警告が表示されます。 エラーで止まったわけではありません。 変換によって変わる箇所や、変換の前に済ませておく作業を、事前に知らせるものです。 代表的なものは次のとおりです。

  • 非対応コンポーネントの削除:Mobile で使用できないコンポーネント(Audio Source など)は変換時に削除されます。変換後にアバターの機能へ支障がないか確認してください。
  • Dynamic Bone:VRCQuestTools は Dynamic Bone を PhysBone に変換しません。先に VRChat SDK の機能で PhysBone へ変換しておいてください。
  • Avatar Dynamics のパフォーマンス:PhysBone や Contact が多すぎると、アップロードできてもコンポーネントが削除されます。PhysBone を削減する必要があります。

アップロードする

先に PC 版をアップロードしてください

PC と Mobile で PhysBone の動作を同期させるには、両方のプラットフォームに同じアバターをアップロードする必要があります。 Mobile 向けのアップロードの前に、変換の設定を追加したアバターを PC 向けにアップロードしてください。

ここからの手順は、アップロード時の自動変換を使うかどうかで変わります。 自動変換ではアバターの複製を作らないため、PC 用と Mobile 用でシーンやアバターを分ける必要がありません。 Modular Avatar などの非破壊ツールを使っている場合も、アップロード時にまとめて処理されるため、正しく組み合わせられます。 迷う場合は自動変換をお勧めします。

自動変換を使うには、プロジェクトに NDMF が必要です。 Modular Avatar を導入している場合、NDMF はすでにプロジェクトに含まれています。

アップロード時に自動変換する場合(推奨)

アバターはアップロード時に自動で変換されます。 普段の PC 向けアップロードと同じ操作のまま、プラットフォームだけを切り替えます。

  1. VRChat SDK のコントロールパネルを開き、「Builder」タブでアバターを選択します。
  2. 「Platform(s)」で Windows と Android を選択します。
  3. 「Multi-Platform Build & Publish」ボタンでアップロードします。

VRChat SDK コントロールパネルのプラットフォーム選択

PC と Android の両方に同じアバターがアップロードされます。 自動変換が行われるのは Android 向けのビルドだけです。 VRChat にはプラットフォームごとに別のアバターデータを持てる仕組みがあり、PC のプレイヤーには変換前のアバターが、Android のプレイヤーには変換後のアバターが表示されます。

iOS 版の VRChat 向けにもアップロードする場合は、「Platform(s)」で iOS も選択します。 プラットフォームを iOS に切り替えるには、iOS Build Support が必要です。

手動で変換する場合

「手動変換」でアバターの複製を作成してからアップロードします。

非破壊ツールとの組み合わせに注意

手動変換は、MA Merge Animator を除く他の非破壊コンポーネントを考慮しません。 Modular Avatar などの非破壊ツールを使っているアバターでは、組み合わせた後の動作に予期せぬ問題が起きることがあります。 その場合は、アップロード時の自動変換を使ってください。

  1. 変換の設定画面の「変換する」ボタンを押します。
  2. 変換が終わると、シーンに「(アバター名) (Mobile)」という名前の複製が作成されます。複製は元のアバターと重ならないよう、少し離れた位置に配置されます。
  3. VRChat SDK のコントロールパネルでプラットフォームを Android (iOS 向けの場合は iOS) に切り替えます。
  4. 複製されたアバターを、元のアバターと同じ Blueprint ID でアップロードします。

変換で生成されたマテリアルやテクスチャは、設定画面の「保存先フォルダ」に表示されたフォルダーへ保存されます。

次のステップ

アップロードはこれで完了ですが、変換後のアバターが PC 版と同じ見た目になっているとは限りません。 アップロードの前後で、変換後のアバターを確認することをお勧めします。